2024年オリンピックをLAに誘致しようとしているDr. Dreと彼の切り札
LAを代表するアーティスト
と言ったら誰を思い浮かべるだろうか?もちろんヒップホップ部門であるが、Snoop Dogg、N.W.A.、Ice Cube、Eazy-Eなどを思い浮かべる人は多いだろう。しかしその中でもそのシーンにおいて最も重要な存在はDr. Dre(ドクター・ドレー)と言っても過言ではない。彼が作り上げてきたG-FunkスタイルはLAの世界観をアメリカだけではなく、世界中に広げたのである。
そんな彼に関して今とあるニュースが入ってきた。それはDr. Dreが2024年のオリンピックの誘致メンバーに参加しているというものである。HipHopDXによると、3度目のオリンピックをLAにて開催しようとしているボードメンバーとして他にはマジック・ジョンソン、デイヴィッド・ゲフェン、LAドジャースのCEOスタン・カステンなどが参加しているとのこと。
Dr. Dreがボードメンバーに加入したという噂を聞き、私はとあることを思い出した。それはリリースから21年たった今もカリフォルニアのアンセムとして君臨する「California Love」の存在である。名目上2Pacの曲となっているが、プロデュースはDr. Dreであり、元々はドレーの切り札として作られた曲である。今でもカリフォルニアにて行われるNBAなどの試合に行くと流れ、全観客が盛り上がるまさに「タイムレス」な曲なのである。この曲が誇る「地域からの根強い人気」は、LAを代表し、誘致メンバーの一人として活躍しようとしている現在のDr. Dreにとっても切り札になるだろう。
いいね!して、ちょっと「濃い」
ヒップホップ記事をチェック!