Flying Lotusの映画「Kuso」上映にてグロさのあまり数十人が退室。たいするフライローの反応は?
天才?鬼才?
どちらもFlying Lotus(フライング・ロータス)を表す言葉だと感じる。彼はBrainfeederの長として、有名でもあるが、彼が作り上げる世界観は常人離れしている。Brainfeederはジョージ・クリントンを招き入れたり、Thundercatの新譜リリース情報が公開されたりで、2017年はかなりいい年になりそうだが、注目すべきは音楽活動だけではない。フライング・ロータスの初となる長編映像作品が物議を醸しているのだ。(追記:BrainfeederからリリースされたThundercatのアルバムが素晴らしい。)
その映画の名前は「Kuso」であり、先日のサンダンス映画祭にてプレミアされたばかりなのだが、観客として見ていた数十人が、映像のグロさに耐えられなくなるという事態が発生したとのこと。(エチケットバッグも配られたらしい)そんな映画のトレイラーがこちらとなっている。
It was only like 20 people out of like 400 who walked out. Wasn’t as dramatic as they make it out to be. I tried to warn folks. https://t.co/j3GTtO906o
— FLYLO (@flyinglotus) 2017年1月26日
退室したのは400人のうちの20人ぐらいだったよ。そんなに大げさな数字じゃない。しかも事前にグロいって注意しようとしたのに
報道では数十人と言われていたが、フライング・ロータス本人は20人ほどだと語っている。The Vergeのレビューによると、「歴史上もっともグロい映画」とされているので、フライング・ロータスの目的は果たされたのかもしれない。レビューを読んでいるだけで、グロさが伝わってくる映画ではあるが、音楽陣はフライング・ロータスをはじめ、Aphex Twin、Akira Yamaoka(サイレントヒルシリーズ)、Kamashi Washington、Thundercatなどとなっているので、かなり期待できるであろう。
Anderson .PaakとFlying Lotusの素晴らしい対談の解説はこちら。
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