グラミーの「ベストニューアーティスト」を受賞したヒップホップアーティストは実は3人しかいない
グラミー賞
アーティストであれば誰もがあの舞台を夢見るだろう。特にアップカマーなアーティストであれば誰もが新人賞をとってみたいという気持ちが正直なところであろう。ヒップホップは比較的に新しいジャンルではあるので、メインストリーム音楽になってからまだそこまでの年月が経っているわけではないが、実は「ベストニューアーティスト(新人賞)」を受賞したヒップホップアーティストは3人(組)しかいないことを知っているだろうか?
その三組はこちらだ。
Arrested Development (1993年新人賞)
90年代前半にギャングスタ・ラップがチャートを独占していたときに、スピリチュアルな内容であったり日々の平和について語った内容が人気となった。この年の新人賞ノミネートはBilly Ray Cyrus、Jon Secada、Kris Kross、Sophie B. Hawkinsであった。
Lauryn Hill(1999年新人賞)
もちろんThe Fugeesで活動をしていたので、実際には新人というわけではなかったが、ソロアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」をリリースしたのが1998年だったのでソロでは新人と見なされた。この年のグラミーではLaurynは5部門で受賞しているので、完全に彼女の年だったと言っても過言ではない。今まで16ノミネートもされているアーティストはなかなかいないだろう。この年の新人賞ノミネートはAndrea Bocelli、Backstreet Boys、Dixie Chicks、Natalie Imbrugliaとなっている。
Macklemore & Ryan Lewis(2014年受賞)
2014年のグラミー賞はかなり議論を巻き起こしたグラミーであった。新人賞もベストラップアルバムもマックルモアが受賞したことにより、ケンドリックが受賞すると信じていた人たちが怒っていたのを覚えている。この年の新人賞ノミネートはEd Sheeran、James Blake、Kacey Musgraves、Kendrick Lamarである。
いかがだろうか?実はヒップホップはここまでビッグジャンルになったにも関わらず新人賞を受賞したアーティストはこの3人しかない。今年のグラミーは新人賞としてChance The RapperとAnderson. Paakがノミネートされているので期待が高まる。
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