2Pacのロックの殿堂入りが決定!弊メディアの2Pac記事まとめ
Writer: 渡邉航光(Kaz Skellington)
ヒップホップファンには朗報だ
本日2Pacがロックの殿堂入りをはたしたとのニュースが入ってきた。「1stシングルをリリースしてから25年以上が経っていること」がノミネートの条件となるなか、2Pacがノミネートされたのは今回がはじめてであった。そして初回でありながらもPearl Jam、 Joan Baez、 Journey、 Electric Light Orchestra、Yesなどのアーティストと共に殿堂入りを果たしたのである。
2Pacが他のラッパーと違うのは、やはり彼が「思想家」であることだろう。彼からは、ただのアーティスト/俳優というペルソナだけではなく、キング牧師やマルコムXに通じるものを感じる。いわゆる貧困地域の人々を導く「リーダー」なのだ。彼のリーダー的な思想については、後日特集を組もうと思うので、是非TwitterやFacebookを随時チェックしてほしい。
その前に以前書いた2Pacについての記事をおさらいしようと思う。
・ラッパーが多用する「Bitch」という言葉。2Pacの曲から込められた想いを読み解く
2Pacの“Wonda Why They Call U Bitch”という曲から、彼が使用する「Bitch」という言葉に込められた深い意味を考察していく記事
・西海岸/東海岸ビーフシリーズ② デスロウとバッドボーイ 〜悪化する関係性〜
90年代最大のビーフ「デスロウ/バッドボーイ」についての紹介。何故ビーフがあそこまで激化してしまったのか?
・2Pacの伝記映画「All Eyez On Me」から公開された新トレイラーが強烈
来年の2Pacの誕生日に全米公開予定の伝記映画「All Eyez On Me」のトレイラーにて語られていることを紹介。
・2Pacの母、Afeni Shakurが亡くなる。名曲Dear Mamaから見る母との関係
2Pacの母が亡くなったときの記事。名曲Dear Mamaの題材ともなった彼の母はどのような人物だったのか?
・2Pacの兄弟Mopreme Shakurがマドンナと2Pacの交際関係について語る
さまざまな女性と関係をもった2Pacであるが、その中でもかなり特徴的なのはマドンナである。マドンナと2Pacがどのようにしてリンクアップしたのか?
このまとめに入るべきではないかもしれないが、2Pacに声とフローが似ている驚きのアジア人ラッパーの紹介記事。
是非上記の記事を読みながら、2Pacのロックの殿堂入りをお祝いしてほしい。
カリフォルニア州オレンジカウンティー育ちのラッパー兼、Steezy, incの代表。英語でラップをする。FUJI ROCK 2015のルーキーステージに出演したumber session tribeのMCとしても活動をしている。
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