ルイス・コールのソロ曲「Weird Part of the Night」レビュー
昨日弊メディアでインタビューを公開したKNOWERのボーカル以外を担当しているルイス・コールのソロ曲がYouTubeで公開された。
ルイス本人が歌い、楽器も演奏するこの曲はファンキーで体が今にも動き出しそうなトラックとなっている。世の中に出ているこの類の曲の大体は打ち込みでガッツリサイドチェーンをかけ、強制的に聞いている人を躍らせるような効果を出しているが、この曲からはまた違う印象を得た。ルイスが叩く生ドラムやコード感の効果なのかも知れないが単に躍らせるだけではなく、「深夜の静けさの中にある元気さ+狂気」という謎の感情が浮かび上がってくる。
題名も「Weird Part of the Night(夜の変な時間帯)」という意味であり、「踊りたいけど今までの踊りじゃ当てはまらない」という戸惑いと新しさを醸し出す曲である。私自身がMVの謎めいているコミカルな雰囲気に飲まれすぎなのかも知れないが、どうしても今までと同じような踊りではなく新たな動きをしてみたくなる感情が生まれる。
さらにはゼルダの伝説に出てくるような効果音/メロディを途中で挟んだり、喉仏を叩いて人力オートチューンケロケロボイスを出すなど、アイディア満載な曲となっている。
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