Diddyことショーン・コームズがNYハーレムに学校を開設
90年代から2000年代にかけてNotorious B.I.G.やBad Boy Recordsをプロデュースした凄腕プロデューサー、P. Diddy(ショーン・コームズ)
実際にはほとんどの作品がゴーストライターだったという発言が出てきているが、「Diddy」という存在はヒップホップ業界以外にも影響力が大きく、一世風靡したことには変わりない。
そんな彼が出身地のニューヨーク、ハーレムにて学校を開設するというのだ。
どのような学校かと言うと公募型研究開発校のようなものらしい。保護者、地域住民、教師、市民活動家などが、その地域で新しいタイプの学校の設立し、自分たちで色々準備するようなものらしい。
ハーレムのようなコミュニティにいる若い人たちから未来のリーダーが出ることを祈る。まずは大切なのは平等な教育だ。
Diddyはこう語る。彼の出身地ハーレムはアフリカ系アメリカ人文化が強く根付いており、文化的観点などからドミニカ人が住むウェスト・ハーレムやヒスパニックの多く住むイースト・ハーレムを、アフリカ系アメリカ人のセントラル・ハーレムとを区別し、アフリカ系アメリカ人が多く居住する地域のみをハーレムと呼ぶこともある。
そのような教育が十分に行き届いていない場所にて、Diddyのようなハーレム出身のセレブが地域に還元していくのは素晴らしい動きである。ヒップホップと地域文化の繋がりはアメリカの音楽カルチャーを理解していく上で大切であろう。
Diddyはミュージシャンとしてよりビジネスの才能に長けており、この学校からまた彼のような才能のある音楽ビジネスマンが出てくることに期待である。
現在は6年生と7年生の生徒を募集していて、最終的には700人規模の学校にする予定とのこと。
この記事が気にったらLike!
いいね!して、ちょっと「濃い」
ヒップホップ記事をチェック!