【RIP】Rick Jamesやプリンスの面白話を披露してくれたチャーリー・マーフィーが他界。エディー・マーフィーの兄である彼の存在
音楽とコメディ
はとても親密な関係にある。特に黒人コメディアンとしてトップに君臨しているDave Chappelle(デイヴ・シャペル)は様々なラッパーやミュージシャンと交流があり、自身でもKanye West、Erykah Badu、Mos Defなどを集めたイベントなどもやっている。彼は10年間活動休止をしていたが、今年に入り60億円以上の契約でNetflixとパートナーシップを組み、完全復活した。
そんなデイブ・シャペルが2003年から2006年にコメディ・セントラルにて放映されていた「Chappelle’s Show」は今でも伝説のコメディ番組として君臨しているのだが、そのなかでも人気エピソードが「True Hollywood Stories」という「セレブの面白エピソードを再現する」というものであった。そのエピソードに欠かせない存在がエディー・マーフィーの兄でもあるコメディアン「Charlie Murphy(チャーリー・マーフィー)」であった。彼が伝えるファンクレジェンドRick James(リック・ジェームス)とプリンスの話は最高に面白く、大人気エピソードとなった。そんなチャーリー・マーフィーが57歳で白血病で他界したとのニュースが入ってきた。
このようなブラックカルチャーとの関わりが深いコメディを日本語で紹介するのはなかなか難しいため、今まで紹介をすることが出来ていなかったが、彼の話すRick Jamesとプリンスの回は是非チェックして欲しいと感じる。特に彼とプリンスがバスケ試合をやったときのエピソードはとても面白く、デイブ・シャペルが演じるプリンスも必見だ。
Purple Rainがリリースされ、プリンスが大人気だったときに、彼の家でバスケの試合をした思い出を語っている。プリンスは見た目によらずかなりバスケが上手かったようで、バスケの試合をするときもヒラヒラの衣装を着て登場したと語られている。ブラウスのような衣装で登場したので、試合をする前にはチャーリー御一行は彼を小馬鹿にしていたが、試合では大敗したようだ。
このようにRick Jamesとプリンスのエピソードを面白おかしく人気番組にて披露してくれたチャーリー・マーフィーのおかげで、このような伝説的なアーティストに興味を持った子供も多いのではないかと感じる。この時代に育った人からするとRick Jamesやプリンスのこのようなエピソードがテレビにて放映されることははとても貴重だと感じる。Charlie Murphyはコメディ/笑いという強みを使い、私たちに素晴らしいアーティストを紹介してくれていたのだ。今頃Rick James、プリンス、チャーリー・マーフィーの3人は合流していることだろう。Rest in Peace Charlie Murphy.
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