Notorious B.I.G.はJay Zのロッカフェラに入る予定だった!?Dame Dashが告白。

 

90年代のNYレーベル

と言ったらまずはP.Diddy率いるバッドボーイ・レコードを思い浮かべるであろう。バッドボーイの成長に最も貢献したのはNotorious B.I.G.(ノートリアスBIG)であろう。死後20年がたった今でも彼の人気は健在で、彼と2Pacがどれだけヒップホップに影響を及ぼしたかがわかる。

そんなNotorious B.I.G.に関して、とある情報を公開した人物がいる。それはJay Zと共にロッカフェラ・レコードを創業したDame Dashである。彼がビギーについての新事実を公開したインタビューを紹介したい。

 

当時ビギーとバッドボーイは後3枚ほどのアルバムをバッドボーイからリリースするという契約だったんだ。

その契約が終わったら、ロッカフェラでJay Zと一緒に「The Commission」というジョイントアルバムをやるはずだったんだ。これに関してはかなり真剣に話し合っていたよ。

彼がダブルアルバム(Life After Death)を作ったのは契約を早く終わらすためだったと思うよ。Life After Deathの次はトリプルアルバムを作ろうとしていたらしいし。

 

なんとDame Dashはビギーがロッカフェラに移籍しようとしていたと語っているのだ。これがどこまで真実なのかはわからないが、もし実現していたらかなり面白い展開になっていただろう。さらにはNasFoxy Brown、AZ、Natureなどが所属していた「The Firm」も引き入れようとしていたが、失敗をしたとも語っている。たしかにJay Zとビギーは同じ高校に通っており、当時から仲が良かったことでも知られている。20年たった今、様々な事実が明らかにされているが、「何故このタイミングなのだろうか?」という内容もあり、大変興味深い。

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