P-Funkジョージ・クリントンがFlying LotusやThundercatとの出会いについて語る
P-Funkの総帥
ファンクと言ったらJames Brown派かGeorge Clinton(ジョージ・クリントン)派でわかれるであろう。確かにJames Brownがファンクというジャンルを作ったことには変わりないが、ジョージ・クリントンがファンクに残した功績は計り知れない。
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去年の夏頃、そんな彼の新作がFlying Lotusが率いるLAの最強レーベル「Brainfeeder」からリリースされるとのニュースが話題となった。そんな伝説のミュージシャン、ジョージ・クリントンがローリング・ストーン誌のインタビューにて答えた内容が興味深い。そこから一部、Flying LotusやThundercatとの出会いについて語っている部分を紹介しようと思う。
ジョージ・クリントン
➖ 彼らと最初に出会ったのは、ケンドリック・ラマーとのレコーディングがきっかけだったんだ。ケンドリックが私たちを紹介してくれたんだ。
Flying LotusとThundercatは、まるで「ブーツィー・コリンズの21世紀バージョン」とでも言ったところかな、あの時代をそのまま新しくしたみたいな感じだと思う。そして、ジャズの要素を持っている。
さらにThundercatのベースに対する姿勢はブーツィー・コリンズを彷彿とさせると語る。
➖ Thundercatは素晴らしいベースプレイヤーだよ。初めてブーツィーと出会ったころを思い出させる。
彼らはジャズの要素を加えることで、ヒップ・ホップを音楽的にとても向上させたんだ。ケンドリックの「To Pimp a Butterfly」を通して、ヒップ・ホップに新たな命を芽生えさせたんだ。
そんな彼らと一緒に仕事をするのはとても心地がよかったよ。新しい試みが人々に愛されるこの感覚を、私はよく知っているからね。
チャートのTOP40に入るようなものばかりじゃなくても、たくさんの人に愛されているものへのコネクションが生まれて、心からうれしいよ。
単に昔の音楽を焼き増しをするのではなく、Flying LotusやThundercatのように、常に新しいテイストを実験している人たちと一緒に活動をするジョージ・クリントンは、これからもバリバリに現役として活動をするだろう。さまざまなトラックにサンプルされ、ファンクの総帥としてヒップホップカルチャーに多大な影響を与えてきた彼のような人が、何歳になっても頑張っているのを見ると嬉しくなるばかりだ。
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