Flying Lotusの映画「Kuso」上映にてグロさのあまり数十人が退室。たいするフライローの反応は?

 

天才?鬼才?

どちらもFlying Lotus(フライング・ロータス)を表す言葉だと感じる。彼はBrainfeederの長として、有名でもあるが、彼が作り上げる世界観は常人離れしている。Brainfeederはジョージ・クリントンを招き入れたり、Thundercatの新譜リリース情報が公開されたりで、2017年はかなりいい年になりそうだが、注目すべきは音楽活動だけではない。フライング・ロータスの初となる長編映像作品が物議を醸しているのだ。(追記:BrainfeederからリリースされたThundercatのアルバムが素晴らしい。)

その映画の名前は「Kuso」であり、先日のサンダンス映画祭にてプレミアされたばかりなのだが、観客として見ていた数十人が、映像のグロさに耐えられなくなるという事態が発生したとのこと。(エチケットバッグも配られたらしい)そんな映画のトレイラーがこちらとなっている。

 

退室したのは400人のうちの20人ぐらいだったよ。そんなに大げさな数字じゃない。しかも事前にグロいって注意しようとしたのに

 

報道では数十人と言われていたが、フライング・ロータス本人は20人ほどだと語っている。The Vergeのレビューによると、「歴史上もっともグロい映画」とされているので、フライング・ロータスの目的は果たされたのかもしれない。レビューを読んでいるだけで、グロさが伝わってくる映画ではあるが、音楽陣はフライング・ロータスをはじめ、Aphex Twin、Akira Yamaoka(サイレントヒルシリーズ)、Kamashi Washington、Thundercatなどとなっているので、かなり期待できるであろう。

Anderson .PaakとFlying Lotusの素晴らしい対談の解説はこちら。

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