米ツイッターで勃発中の「ドレイク V.S. ネリー」という議論。どっちが凄い?
ドレイクとネリー
どちらもヒットを飛ばしまくり、ヒップホップというものに新しい価値を与えたアーティストだと感じる。キャッチーなメロディが含んだラップという手法を使い、時代は違えど同じようにお茶の間までこのジャンルを広めた存在とも言える。
そんなDrake(ドレイク)とNelly(ネリー)に関して、アメリカのツイッターでは「ドレイク V.S. ネリー」という議論が行われているのをご存知だろうか?どちらが偉大なアーティストか?という題材でヒップホップファンたちが語り合っているのだ。
Nelly was poppin like crazy. In fact, I’m 1 of the few who believe he can still drop a hit. But Drake’s dominance is never ending right now.
— Navjosh / HHNM (@Navjosh) 2017年1月17日
Drake just had the highest grossing rap tour ever and we really debating if at any point Nelly was hotter than he is?
Go on
— Keith Nelson Jr (@JusAire) 2017年1月17日
Nelly sold a lot of damn records but the world didn’t stop when he dropped something like it does with Drake
— WhoisPavy.com (@Scott_CEOofSUH) 2017年1月17日
などなど、ツイッターでは熱い議論が行われている。ドレイクのツアーが最も売上を上げたツアーとして認定されたのもあり、彼は今最も熱いアーティストと言っても過言ではないだろう。しかしネリーも2000年代に業界を制覇したと言っていいだろう。
CDセールズで言うと、キャリアの長さからしてネリーの勝ちだ。ネリーは2014年の時点で21,815,000枚のセールズを記録しており、ドレイクはストリーミングなどを換算し、10,000,000枚同等のセールズ記録となっている。ドレイクも化物レベルで売れているのだが、さすがにまだネリーには勝てない。表舞台にでてからの1年ごとのセールズ平均で見ると、両方とも150万枚/年ほどとなっており、かなりいい勝負である。
ネリーはかなり「女たらし」なピンプキャラであったので、当時のモテ度で言ったらネリーの勝ちであろう。当時のアメリカの女子は皆ネリーのお熱だったのを今でも覚えている。どちらが流行を作ったかを考えると、ネリーの「絆創膏を顔に貼るスタイル」とドレイクの「Hotline Blingでのダンス」がいい勝負であろう。
読者の皆さんはどちら派でしょうか?
どちらも偉大なアーティストであることには変わらないし、お互いリスペクトしあっているので、議論としてはシリアスではない。しかし似た手法で業界を変えた2人を比べてみるのは面白い議論だと感じる。
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