Ludacrisが、自身がフィーチャリングで参加したお気に入り曲トップ5を語る

Writer: 渡邉航光(Kaz Skellington)


 

 

2000年代のアトランタ代表

と言っても過言ではないだろう。確かなラップスキルを持ちながらも、2000年代にてメインストリームで頭角を見せたラッパーLudacris(リュダクリス)。彼は特徴的な声とフローからよくフィーチャリングで呼ばれるが、そのなかでも彼のお気に入りを上記インタビューにて語っているので紹介したい。

 

5位 Usher – Yeah! feat. Ludacris & Lil’ Jon


 

俺が参加した曲で一番大きかった曲だよ。この曲でいつかのアワードも受賞したし、かなり長い間ビルボード1位だったから自分的にこれは5位に入るね

 

4位 Nas – Made You Look (Remix) feat. Jadakiss & Ludacris


当時俺はNYで人気はあったと言えばあったんだけど、この曲にてNasとJadakissのようなヘヴィ級NYラッパーたちとやり合ったのがきっかけで、やっとNYのストリートに認められたと感じたね。その経験が自分にとって素晴らしかったからこれは4位。

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3位 LeToya Luckett – Regret feat. Ludacris


 

皆この曲のことを覚えているかわからないけど、LeToyaの「Regret」という曲があるんだ。かなり過小評価されてる曲なんだけど、俺のパッションが入ってるんだ。

 

2位 Justin Bieber – Baby feat. Ludacris


これは色んな人にヘイトされるかも知れないけど、この曲は2位に入るよ。この時点で業界に12年目ぐらいだったんだけど、これが出たときに生まれ変わったんだ。俺のことを知らないかも知れないけど、若い女の子たちは俺がJustinの曲でラップした人ってことは忘れないからね。

 

1位 Ciara – Oh feat. Ludacris


 

この曲ではメロディもとったし、パンチラインも良かったし、フローのパターンが最高だったね。Bone Thugs-n-Harmony(ボーン・サグスン・ハーモニー)の影響を感じられるね。これを聞いたJay Zが「まじで自分のゾーンに入ってて、ヴァースに入り込む感じが最高にクレイジーだよ」って電話してくるほどのヴァースってだけで1位だね。

 

ATLをレペゼンし、数々のメインストリームアーティストの曲に参加してきたリュダクリスが語る「自分のゲストヴァースTop5」はこのような結果となった。説明を聞くと納得いく内容となっている。確かにCiaraのOhのヴァースを最初に聞いたときは衝撃であった。リュダクリスの最大の強みは一般的にもキャッチーなフローを取り入れながらもスキルフルな言葉遊びができるところであろう。

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