Anderson .Paakが自身のキャッチフレーズ「Yes Lawd!」に込められた意味を語る
Writer: 渡邉航光(Kaz Skellington)
今年はAnderson .Paakにとって飛躍の年になった。
改名後の2ndアルバム「Malibu」やStones ThrowプロデューサーKnxwledgeとのグループNxworriesの「Yes Lawd」をリリースし、やっと表舞台に立つことができた。さらにはグラミー賞にもノミネートされ、今後もこの快進撃を続けてくれると期待だ。
そんな彼の曲を聞いたことがある人であれば、「Yes Lawd!」というキャッチフレーズを聞いたことがあるだろう。そんな「Yes Lawd!」の意味を聞かれた彼は、上記のインタビューにてこう答えている。
これは教会みたいなもんだ。ゴスペルのような…なんていうか、全ての良い物に使えるんだ。「おす!調子はどうよ?」とかでもいいし、とても良いウィード吸ったときでもいいし、いい女と関係をもったときでもいいし(笑)
いい食べ物を食べたときの感想みたいなものだよ。なんかとても良いことなんだけど、上手く知的な言葉で表せないときに使ってくれ。
彼のこのようなキャッチフレーズはヒップホップを聞いて育ったことがアイディアが生まれたと語る。
俺はヒップホップを聞いて育ったんだけど、俺の好きなラッパーはみんな、自分が曲に参加しているって一瞬でわかるようなフレーズを持っていたんだ。例えばJadakissの「エッヘェー!!」みたいな声とか。自分もそういうのが欲しかったんだ。
そして教会にいるときに、説教師が良いことを言ったら、「Yes Lawd!」って叫ぶのを忘れないように!
最初にこのフレーズを使用したトラックがNxworriesの“Suede”とのこと。
今年は彼にとってとても忙しい年になり、ヒップホップやソウルミュージシャンとして文化に貢献してきた。今年だけで150本以上のライブをこなしてきた彼であるが、来年の活動からも目が離せない。
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