ウィル・スミスのフリースタイル音源が発掘される。他曲も紹介

From: Chottoniche Group

ウィル・スミス ティムウェストウッド

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またもやイギリスの人気ヒップホップパーソナリティのTim Westwoodが自身の倉庫からフリースタイルを引っ張ってきたようだ。

今回はあの超人気俳優のウィル・スミス

近年はウィル・スミスが元々はラッパーだったという事実を知らない人が増えてきているのではないだろうか。そのような方はウィル・スミスがヒップホップにどれだけ貢献したかと共に下記のフリースタイルを聞いて欲しい。

 

 

彼がラップしているトラックは

  • Game – How We Do
  • Fat Joe – Lean Back

である。ちょうどこのラップが収録された2005年当時に超ヒットした曲だ。

リリックの中でも「え?彼が演技の世界からヒップホップへ帰ってきた?」と皆が思っていることを少し代弁している。

 

今までウィル・スミスのラップを聞いたことがない人のために彼の曲を少し紹介しておく


 

 

 

Will SmithがFresh Princeと名乗っていた時代の曲である。DJ Jazzy Jeffとのユニットであり、このビートはKool & The Gangの”Summer Madness”をサンプルした夏にピッタリなトラックとなっている。この曲でグラミー賞を受賞している。ちなみにウィル・スミスはこの曲で得たお金を全部使いきってしまって困っているところ、”Fresh Prince of Bel-Air”というTVドラマの主役に抜擢され、俳優としてのキャリアを歩みだした。

 

 

この曲が収録されているアルバム、”Big Willy Style”は全世界で1030万枚以上売れており、彼の音楽活動の中で一番の売上を誇っている。グラミー賞を含め様々な賞を受賞しており内容の優しいラップとして幅広い世代から愛されている。サンプルの元ネタはSister SledgeのHe’s The Greatest Dancerであり、Nile Rogersのギターカッティングが印象的である。

 

 

同じく”Big Willy Style”からの1曲。彼自身が主演を務めた大ヒット映画「メン・イン・ブラック」の主題歌である。この曲個別でもグラミー賞を受賞しており、上記のGettin Jiggy With Itを含め二年連続で受賞している(こちらのほうが先にリリースされている)。トラックの元ネタはPatrice RushenのForget Me Nots。

 

このようにして見てみるとウィル・スミスの曲はプロデューサーがDJ Jazzy Jeffであろうが、Poke & Toneであろうが70年代〜80年代のファンクをサンプルしている曲が多い。

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